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2020.04.01
髪を早く伸ばすには、生活習慣の見直しが大切。
皆さんも、「イメージよりも短く切ってしまった…」「思い切って短くしたが、早く元の長さに戻したい…」美容室や理容室に行った際のこんな経験、あるのではないでしょうか?今回はそんな時のために早く髪の毛を伸ばす方法を紹介します。
そもそも髪ってどれくらい伸びるべき?
髪には「毛周期(もうしゅうき)」と呼ばれるサイクルがあり
「成長」と「退行」と「休止」を繰り返します。
平均的には、成長期の間で
1日0.3ミリから0.4ミリほど伸びると言われています。
平均で計算すると、
3日で1ミリ、1ヶ月で1センチ、1年で12センチ伸びるのが一般的です。
しかし、髪が伸びるスピードは
個人差や環境で大きく変化するもの。
生活習慣などで毛周期が乱れると成長期が短くなり、
成長速度も遅くなる可能性があります。
では、この毛周期に大きくかかわる生活習慣で、
どのようなことを意識すれば良いのかをご説明いたします。
あたなの生活習慣を見直してみましょう!
髪や頭皮環境を良くする上で、
肝となるのがやはり生活習慣です。
ポイントは
①血行をよくすること
②食生活での栄養
③ストレスを溜めないこと
の3点が重要です。
それでは詳しく見ていきましょう。
①血行をよくすること
まずは血行を良くすることが最優先です。
髪は血液から栄養や酸素を受け取って成長します。
しかし血流が悪いと毛母細胞に栄養が届かず、
髪の成長速度が遅くなってしまいます。
特に現代人はパソコンやスマートホンなどの影響で姿勢が悪くなり、
血流が悪い人が多いと言われている。
そこで、血行改善に効果的なのが日頃の運動です。
日頃から少し汗をかく程度の運動が出来れば理想的と言えます。
あるいは、頭皮マッサージで頭皮を刺激することで血行を促進する事も有効的です。
次に大切なのは前述のとおり、食事です。
②食生活での栄養
特に意識したいのが「タンパク質・亜鉛・ビタミンB」の3大栄養素。
以前ケラチンについてお伝えしたように、
髪の毛は9割以上がケラチンと呼ばれるタンパク質で生成されており、
食事から摂取したタンパク質を
ケラチンに合成する際に亜鉛が使わます。
ビタミンB群はその亜鉛の働きをサポートする他、
髪の成長を促す働きもあると言われています。
これらをバランスよく満たす食べ物が「卵」です!
卵にはタンパク質、亜鉛、そしてビオチンと呼ばれるビタミンB群、
さらに酸素を運ぶのに重要な鉄分も含まれているため、
髪にとって理想の食べ物だといわれています。
③ストレスを溜めないこと
最後に、髪に大きく影響を与える要因の一つがストレスです。
ストレスを溜め込まない、睡眠をしっかりとることなども
最終的には血流をよくし、髪の毛の成長を促すことに繋がっています。
ぜひ適度な運動にバランスのとれた食事、
しっかりと睡眠をとって規則正しい生活を心がけることを意識してみてください。
健康に気を付けて生活することが体だけでなく
髪にとっても重要であります。