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COLUMN

2021.08.24

【髪の正しい乾かし方】ツヤまとまりに差が出るドライヤー時短テク

お風呂上がりの濡れた髪。
そのまま自然乾燥させるのは
髪にとって良くないことは
前回の記事でもお伝えしてきました。

髪の自然乾燥はデメリットがいっぱい…!

でも、特に髪の長い人は
乾かすだけでもかなり時間がかかって
疲れてしまうという方や
毛先の向きやトップのボリュームに
変な癖がついてしまって
どうやったらうまく乾かせるの~!
という方も多いのではないでしょうか。

今回は、時短かつ、
指どおりのまとまりやツヤに差が出る
効果的な髪の乾かし方を伝授いたします!

 

この記事はこんな方におすすめ|ドライヤーあるある悩み

ドライヤーで髪を乾かす時、
こんなお悩みはありませんか?
▶乾かすのに時間がかかって疲れてしまう
▶ドライヤー後は髪がパサついてしまう
▶髪の分け目に変な癖がついてしまう
▶ドライヤーの冷風の役割って?

髪を乾かすのにかかる時間は、
髪型やドライヤーの種類によって
変わってきますが
一番の要因は、髪の長さと量です。

髪が長い方や量が多い方は
髪を乾かすだけで
15分近くかかってしまうことも…
腕がだんだん疲れてしまって
ついつい自然乾燥のまま寝てしまったり…

また特に気温の高い夏場や
梅雨の時期などは
ドライヤーを使う時間を
なるべく短くさせたいですよね。

実は、ほんの少しのテクニックで
髪が長い方でもドライヤーの時間を
半分にすることもできるのです!
(実際に私も髪が胸下まであるので
15分かかっていた時間が7分まで時短できました!)

ドライヤー時の大きなポイントは、
髪をパーツごとに分けて乾かすことです!
その他にも今日から簡単に始められる
ほんのちょっとの工夫をご紹介いたします。

 

時短テク1)お風呂を出る前のひと手間

 

 

 

 

 

ドライヤーの時間を
短くする方法の1つとして
まずは、お風呂から上がる前に
髪の水分を優しく絞り切ることが大切です。

そんな簡単なことでいいの?と
思われるかもしれませんが
時短のためにはかなり重要なステップです。
驚くほどドライヤーの時間が短くなるので
ぜひ試してみてくださいね。

 

時短テク2)優しくタオルドライ

 

 

 

 

 

髪の水分を絞ったら
今度はタオルで優しく水気を取っていきます。

この時も同様に
一番気をつけたいのは
濡れた髪は特に優しく扱う」こと。

ついついやってしまいがちですが
ごしごし拭き取るのはNGです!
タオルを髪の上で擦って滑らせるのは
ダメージに繋がってしまいます。

頭にタオルを置いたら
シャワーの水分でぺたっと固まった髪を
ほぐしていくように
できるだけ髪の上を強く滑らせないように
頭皮だけを動かすイメージで
頭皮と髪の根元の水分を
タオルに吸収させてあげましょう。

髪の中間~毛先も
タオルでごしごし擦って拭くのではなく
タオルで髪を挟んで
プレスするように優しくとんとん
水分をタオルに吸収させます。

 

時短テク3)ドライヤー前に櫛で髪を梳かす

 

 

 

 

 

髪が長かったり毛量が多い方は
髪をドライヤーで乾かした後に
毛先に結び目ができてしまったり
指が通らず絡まってしまった、なんて
経験のある方はいませんか?

髪は水に濡れると
髪同士がひっつきやすくなる傾向があります。

櫛を通さずにドライヤーをしてしまうと
くっついた髪と髪の間に
ドライヤーの風が届きづらく
結果として乾かす時間が長くなってしまいます。
また、髪の絡まりや
ドライヤー後の髪の指通りも悪くなってしまいます。

ドライヤーしたあとに
髪1本1本がサラサラな指通りを目指すなら
ドライヤー前の梳かしがおすすめです。

櫛で髪を梳かす時には
キューティクルの流れに合わせて
櫛を入れると梳かしやすいですよ。

①まずは毛先をほぐして
②その後中間→毛先
③櫛がひっかからなくなれば根元→毛先まで梳かす
このような順番で髪に負担なく
やさしく梳かしてあげましょう。

 

 

 

 

 

櫛が髪にひっかかっても
無理やり櫛を引っ張って梳かすのは
絶対にNGですよ。

 

時短テク4)パーツごとに乾かすイメージで

ここまで上げてきたポイントの中で
このポイントが
一番実践している方が少ないかもしれません。

髪を乾かす時は
なんとなく髪全体に風を当てるのではなく
パーツごとに根元から指を通しながら
”根元まで乾いたら次のパーツ”と
意識して乾かしていく
驚いたことにかなり時短になります!

 

 

 

 

 

乾かす順番は
①前髪
②左右の耳上
③トップ
④うなじから髪を分けて左右
(髪を二つに分けて左右で2つに結ぶイメージです)

それぞれのパーツを
順番に塗りつぶしていくように
まずは髪の根本を乾かします

ドライヤー時短のメリットは
腕が疲れないばかりか
髪にとってもいいことがたくさんあります!

濡れた髪はキューティクルが剥がれた状態で
髪の中の栄養が外に流れ出やすくなっているため
やさしく扱わないと
パサつきやダメージの原因になってしまいます。
ですので、
髪の防御レベルの低い状態、
つまり髪が濡れた状態をできるだけ短くすることは
髪をダメージから守ってあげる大切なポイントです。

しかし、ただ急いで乾かそうとばかりしてしまっては
逆に髪のキューティクルを
開かせてしまう場合もあるので注意が必要です!

ここからは
キューティクルを整えやすくする
ドライヤーの当て方のコツをご紹介いたします。

 

コツ1)ドライヤーは必ず髪に対して上→下に

先ほどもお伝えした通り、
濡れた髪はキューティクルが開いた、
ダメージを受けやすい状態です。

髪のキューティクルには向きがあって
この向きに逆らわずに
上→下に風を当てると
自然とキューティクルが閉じやすくなります
少し腕は疲れやすいかもしれませんが
髪のツヤ・まとまりに繋がるポイントです!

 

 

 

 

 

普段のドライヤー方法を思い返してみると
下→上に風を当ててしまっていませんか?
キューティクルを逆撫でする方向になってしまうので
内側から広がりやすく
ごわつきの原因になるので注意してみてください。

 

コツ2)まず髪の根元から乾かす

さきほどお伝えしたように
水に濡れた髪の根本は
すきまが少ないため
かなり乾きづらい状態です。

 

 

 

 

 

その一方で、
髪の中間~毛先にかけては
根元を乾かす時の風が流れて
自然と乾いていくので
時短テク4でお伝えしたどのパーツを乾かす時も
まずは髪の根元に風を当て
乾かしていきましょう。
各パーツの髪を乾かす正しい順番は、
根元→中間→毛先です!

逆に、中間・毛先→根本の順で乾かしてしまうと
中間~毛先に風が当たりすぎて
オーバードライとなってしまいます。
「根本近くはサラサラなのに毛先はパサつく」
「髪に静電気が起きやすい」
のような心当たりがある方は
注意したいポイントですね。

 

コツ3)毛先は髪の内側から軽く引っ張りながら

時短テク4にある通り、
①前髪
②左右の耳上
③トップ
④うなじから髪を分けて左右
(後頭部で分けて髪を左右で2つに結ぶイメージです)

この順番で髪の根元から乾かしていって
指を通しても乾いたなと感じたら
今度は、流れた風でまだ半乾き状態の
中間~毛先を乾かしていきます。

(ショートヘアの方の場合は、
根元から乾かすここまでの過程で
ほぼ髪全体が乾いているはずなので
毛先の乾かしは不要です)

髪の中間~毛先はドライヤーの当て方で
まとまり感や毛先の向きがかなり変わってくるので
風をうまくつかって
髪をスタイリングしていくような感じ
当てていきましょう。

 

 

 

 

 

 

指を櫛のように髪に通して
毛先を流したい方向へ
少し引っ張りながら風を当てる
まとまりやすいです。

毛先は特に、
手を添えないで
風をいろんな方向から当てていると
変な癖がついてしまったり
右側は外ハネ左側は内巻きに…
のようになってしまいやすいので
髪の長い方や
乾かした後特に髪を巻いたりせず
そのままドライヤーがスタイリングになるという方は
ぜひ試してみてください。

 

コツ4)最後は冷風でクールダウン

ここまでのやり方で髪全体が乾いたら
最後にドライヤーの冷風スイッチON!

冷たい風を20秒ほど髪全体に当てて
残りの水分を飛ばして
髪を冷やしてあげます。

また、夏場や梅雨の時期のドライヤーは
せっかくお風呂上りなのに
ドライヤーの温風で汗をかいてしまった、
なんて方も多いのではないでしょうか?

夏場のドライヤーを
快適に行う方法として
一番簡単なのは、
シャワーの温度を39度くらいの
少しぬるめに設定することです。
こうすることで
身体に熱がこもりにくくなります。

また、ドライヤーの温風は
洗面所などのかなり狭い場所では
熱気がこもって室温が上がってしまいやすいので
エアコンの効いた広めの部屋などで
サーキュレーターなどを活用して
身体に熱がこもらないようにするのがおすすめです。

 

まとめ|乾かし方だけでも指通りサラサラ髪へ

シャワーを浴びた後の濡れた髪は
いわゆる髪を守る防御壁である
キューティクルが開いていて
髪の栄養分であるたんぱく質や水分が
髪の外に流れ出やすく
ダメージを受けやすい無防備な状態です。

濡れた髪は
できるだけすぐに乾くように
いかに開いたキューティクルを閉じてあげるかが大切です。

今回たくさんご紹介したテクニックは
一見すると難しそうですが
2、3回行うと意外と慣れてくる簡単なものです!

ドライヤーだけでも
指通り・ツヤ・まとまりに差が出て
乾かす時間も時短できる!
簡単なのでぜひ今日から始めてみてはいかがでしょうか。